ローリング・ストーンズ 初心者におススメ ライブDVD・ブルーレイ 3選

20世紀のロック

こんにちは。ガオランです。昨年にはドラムのチャーリー・ワッツが残念ながら亡くなってしまいましたが、未だに現役を続ける世界最高のロックンロールバンドであるローリングストーンズの多数の映像作品の中からおすすめの作品を紹介します。

スティール・ホイールズ・ライヴ

ストーンズは、1989年にアルバム「スティール・ホイールズツアー」をリリース。そして同年にはアメリカンツアーが行われました。こちらは12月19日のアトランティック・シティでのライブとなります。

数あるストーンズのライブ作品の中で、この作品を最初にあげる人は私くらいかも知れません。

しかし、このころのストーンズのライブは、非常に完成され、成熟かつ洗練された演奏を披露してくれます。また、翌年には待望の初来日公演を果すこともあり、非常に思い入れの深いライブです。

もともとは、アメリカでTV放送されていましたが、日本では未公開だったため、西新宿のブートレグ屋さんでVHSを購入しました。2020年になり、ようやく正規版として日本でリリースされました。

ストーンズの各メンバーは40代半ばから後半くらいで脂が乗りきっている時期です。バンドとしての円熟味が最高の時期だと思います。ミックのパフォーマンスは非常にエネルギッシュです。キースのカッコつけポーズも決まりまくります。そして、ロニーがメロディアスなギターで華を添えてくれます。チャーリーとビルは黙々と、しっかりとリズムを支えてくれます。また、エンターテイメントとしてのロックライブとしても非常に完成されています。

全てが素晴らしいこの作品ですが、中でもお勧めのポイントをご紹介します。

  • 日本ツアーでは演奏しなかった、「UNDERCOVER OF THE NIGHT」や「TERRIFYING」のライブバージョンが非常にカッコいい。
  • ゲストが多彩。特にガンズ&ローゼーズのアクセルとイージーと共演した「SALT OF THE EARTH」やエリック・クラプトンと共演した「LITTLE RED ROOSTER」が素晴らしい。

ヴードゥー・ラウンジ・アンカット

1994年にアルバム『ヴードゥー・ラウンジ』を発売します。そしてこちらは、94~95年に行われた、「ザ・ヴードゥー・ラウンジ・ワールド・ツアー」のライブ作品です。

こちらも「スティール・ホイールズツアー」に勝るとも劣らないライブとなっています。特にミックのボーカルが素晴らしく、「SYMPATHY FOR THE DEVIL」はミック史上最高の歌唱の一つではないでしょうか。ソウルフルな「MONKEY MAN」も素晴らしいですね。

また、キースの歌う「BEFORE THEY MAKE ME RUN」や「THE WORST」も最高です。

ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016

こちらは、2016年にキューバの首都ハバナで50万人にも及ぶ観衆を集めて行なわれた歴史的なフリーコンサートライブ映像です。かつてキューバでは欧米の音楽が禁止されていた時代もありましたが、アメリカとの国交が回復したことにより、このライブが実現することとなりました。

既にミックもキースも70歳を超えていますが、ミックの声が非常に若々しく、2006年の「SHINE A LIGHT」の頃よりも良い状態のように感じます。

まとめ

以上、ストーンズのライブ作品を紹介させていただきました。70年代の作品が無く、コアなストーンズファンからは怒られてしまいそうですが、いずれも素晴らしいライブ作品ばかりです。

それにしても、こんなにライブ映像を通販一つで安価に購入できるとは良い時代になりましたね。いずれも購入して損しない作品ばかりです。ストーンズファンの方も、ストーンズをあまり聴いたことはないけど、興味はあるという方にも是非見ていただきたいです。

特に、ライブ作品はオールタイムベスト的な選曲でもあるので、初心者の方はライブから入るのもいいかもしれませんね。

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